Pot Holder Story 2014
~第一章~
「伝説の鍋つかみ」
ASFでチャリテイ・バザーをするようになって、今年で14年。
初期の頃から、皆に愛され、作られてきたのが、
このロングラン・グッズの「SQSオリジナル鍋つかみ」。
オリジナルなのは、形? 性能? 作り方?
皆の思いが詰まった、ここでしか買えない鍋つかみだから、
胸を張って、こう呼ぶ。
~第二章~
「こうしてSQSにやってきた!」
もともとは、
あるメンバーが10年以上使い込んだ貰い物の手作り鍋つかみだった。
あまりの使い良さに、
バザーで売ることができたら・・・と、作者にお願いした。
「チャリテイに使うなら」とのお約束で
型紙をいただき、
以来、作り方を工夫しながら作ってきた。
詳しくは、10年前のソフィア会のHPで紹介されている。
~第三章~
「This is SQS!」
この小さな鍋つかみを大切に受け継いできたのには、理由がある。
勿論、人気のバザーグッズとなり、たくさんの寄付に繋がるからでもあるが、
もうひとつの理由は、
「思い立てば、誰にでもすぐにできる小さなチャリテイ」だから。
好意で借り受けた一枚の型紙さえあれば、
簡単な講習で、誰にでもすぐに作ることができる。
昨日SQSに入った新人さんも、
バザーグッズをゆっくり作る時間のない忙しいメンバーも、
チクチク、ちょっと時間を見つけて、思いを込めて縫えばいいだけ。
小さな意志と小さな手間暇。
皆で楽しく作れ、微力で何かができるというのは、
For others, with others の気持ちで集まっているSQSメンバーにとって、
一番嬉しいこと。
だから、まさに、This is SQS!
SQSのチャリテイ・モデルだ。
~第四章~
「作り続けること」
ロングランの裏には、皆の見えない努力がある。
もとは、粗悪なスポンジ入りのイタリア土産がモデルだった。
極厚のキルト芯を2枚入れ、ミシンで丁寧に輪郭を縫い、
丈夫に使えるよう工夫した。
手縫い仕上げのリボンも、両面サテンの美しいリボンに。
見た目も耐久性も、見違えるようになった。
一番のこだわりは、布選び。
トレンドに敏感なお客様のお好みに応えるべく、
キッチンに相応しい色や柄を選んでいる。
大人、可愛い、上品を意識したSQSならではの布選び。
SQSバザーの顔となり、毎年ファンが並んでくれるのも、
今、この柄で、この形で、の熱い思いが込められているから。
小さなバザーグッズ、SQSの鍋つかみ。
今年も講習会をし、たくさんご用意できました。
ぜひ、ASF当日、私たちのチャリテイモデルを見にいらしてください。